最高の夏休みにしたいなら気仙沼大島へ!おすすめ観光スポット7選

気仙沼湾に浮かぶ大島は、東北地方で最も大きな有人の島で、「みどりの真珠」と詠われる自然豊かな島です。

夏休みに子供たちを連れての家族サービスや、友人たちとのリフレッシュにおすすめの気仙沼大島の観光スポットを紹介していきます。


①小田の浜海水浴場

(こだのはまかいすいよくじょう)

2006年に環境省が選定した「快水浴場100選」に選ばれた大変きれいで美しい遠浅の海水浴場です。

東日本大震災の津波で大きな被害を受けましたが、地元の人たちとボランティアのご支援により2012年の夏に再開を果たしました。東北の太平洋沿岸では、未だに多くの海水浴場が閉鎖している中で、海で泳ぐことができる貴重な海水浴場です。



②亀山

(かめやま)

気仙沼大島の北部に位置する亀山は、標高235mの小高い山で、山頂の展望台からは、天気が良ければ遠く金華山まで見渡すことができ、リアス式海岸の壮大で美しいパノラマを楽しむことができます。

さらにおすすめしたいのが、夜の亀山。

一面に広がる満天の星空と、沖に浮かぶ漁り火の灯りのコラボレーションが、疲れた心を癒してくれます。



③大島神社

(おおしまじんじゃ)

亀山の中腹に鎮座する大島神社は、宮城県石巻市にある金華山より北の地域では、最古の神社と云われています。

西暦927年に編纂された『延喜式神名帳』に「計仙麻大嶋神社」としてその名が登場する1000年以上の歴史と格式があるパワースポット。大島神社の主祭神は、倉稲魂神(うがのみたまのかみ)で、お稲荷さんとして知られる穀物の神様が祀られております。

土地柄、海上安全や大漁を祈願する参拝者が多いほか、商売繁盛・家内安全・交通安全の御神徳があると云われています。



④十八鳴浜

(くぐなりはま)

十八鳴浜は、砂を踏むと「キュッ、キュッ」と鳴る「鳴き砂」の砂浜で、国の天然記念物にも指定されています。十八鳴浜の由来は、鳴き砂の音「クッ(9)+クッ(9)」で「18」となることからだとか。

大島のフェリー乗り場から亀山に向かう途中に案内看板が見えてくるので、駐車場から探検気分で山道を歩くこと15分ほどで到着します。



⑤龍舞崎・乙姫窟

(たつまいざき・おとひめいわや)

竜舞崎は、気仙沼大島の南の端にある岬で、駐車場から黒松の林を20分ほど歩きます。

太平洋から押し寄せる波が、巨大な岩礁にぶつかり飛沫(しぶき)を上げる様は、とても荒々しく「龍が舞う」という形容がぴったりの絶景です。竜舞崎に向かう途中にある「乙姫窟」は、切り通しの洞窟になっています。

昔、この場所に乙姫様が流れ着いたという乙姫伝説が残る神秘的なパワースポットです。



⑥大島の海・瀬戸でのアウトドア体験

2011年3月の東日本大震災では、気仙沼大島も大きな被害を受けましたが、地元の人の熱意とボランティアにより、美しい海が戻ってきました。

シーカヤックやスタンドアップパドル(SUP)を使ったクルージング体験、穏やかな瀬戸の海に浮かぶ養殖いかだを漁船に乗って見学する船上筏体験などのアウトドア体験のメニューも充実しています。

興味のある方は、大島観光協会のホームページにて、詳しく紹介されていますのでご覧のうえ、お問い合わせしてみてくださいね。

問い合わせ:気仙沼大島観光協会



⑦大島フェリー&ウミネコの餌付け

気仙沼大島に行くには、エースポートからフェリーに乗るしか方法がありません。

鉄道で来られる方は、気仙沼駅から路線バスや巡回バス、タクシーを利用して10分ほどでエースポートに行くことができます。自動車で来られる方は、観光客用の市営無料駐車場をご利用ください。

またフェリーに乗る際には、「かっぱえびせん」も忘れずに。

かっぱえびせんは、気仙沼のウミネコの大好物で、大島に向かうフェリーのデッキからちょっとした餌付け体験を味わうことができます。

料金

  • 大人410円/小人200円
  • ※15名以上で団体割引あり
  • ※カーフェリーを利用する場合は、事前予約が必要です。

お問い合わせ:大島汽船株式会社


気仙沼大島で観光するなら自転車がおすすめ!

大島観光協会で電動アシスト付自転車をレンタルすることができます。

少しアップダウンの激しい島ですが、スムーズに島内を散策することができ、潮風を浴びながら心地よいサイクリングが楽しめます。

    料金

  • 2時間:500円
  • 1日:1,000円

問い合わせ:気仙沼大島観光協会


まとめ

気仙沼大島は、本土から船で20分ほど行ける気楽さがありながら、離島ならではののんびりとした雰囲気が流れる癒しの島です。

今年の夏休みの計画は、気仙沼大島で決まりですね!



記事を書いた人

よしペン

気仙沼在住のWebライター。

旅行やグルメ、ライフハック、ダイエット、アニメなど幅広いジャンルの記事を多い時には年間180本以上こなしたことも。

夢は地元でIT企業を起業すること。