夏バテ&美容に抜群!夏に食べたい気仙沼の絶品グルメ7選

気仙沼市は、海と山が入り組むリアス式海岸に拓かれた港町。
その地形の特性から四季折々に旬の海の幸や山の幸が楽しめる食材王国。
今回は、夏に食べてほしい気仙沼の絶品グルメ&夏に美味しい三陸の珍味を紹介します。
第4の肉!?を使った「メカカレー」
夏といえばカレー!ですが、気仙沼には「メカカレー」という珍しいカレーがあります。
メカとは、カジキの一種である「メカジキ」の気仙沼での呼び名。
牛・豚・鶏に続く「第4の肉」として気仙沼市が売り出し中なのがメカジキの肉なのです。
メカカレーとは、このメカジキの肉を使ったカレーのことをいい、
昔は豚肉の代わりに食べられていた気仙沼の懐かしい味でもあります。
高タンパクでカリウムなどのミネラルが豊富なメカジキは、食欲が落ち気味の夏にはぴったりの食材といえます。
またDHAが豊富に含まれているので、コレステロールや中性脂肪が気になる人にもおすすめです。
メカジキとカレーのコラボは、夏バテ防止とダイエットの相乗効果が期待できる夢の食べ物と言えます。
気仙沼市内の14店舗で、オーソドックスなカレーの他、趣向を凝らした創作料理が用意されています。
ホームページ:気仙沼メカジキブランド化推進委員会
中華の高級食材を使った「ふかひれソフト」
暑い夏には、冷たいソフトクリームが食べたくなりますね。
中華料理の高級食材「ふかひれ」(サメのヒレ)の生産量が日本一の気仙沼市では、高級珍味フカヒレをトッピングした『フカヒレソフト』が食べられます。
全国でも珍しいふかひれソフトが食べられるのは、道の駅「大谷海岸」に併設する食堂ビーチメモリー。
気になるお味は、濃厚なソフトクリームの上に、蜂蜜につけ込んだフカヒレソースが絶妙のハーモニー。
リピーターも多い夏におすすめの気仙沼スイーツです。
滋養効果の高いと蜂蜜と、コラーゲンたっぷりのフカヒレのコラボは、夏バテ防止と美容効果が期待できます。
価格は、採算度外視の350円(税込)とコスパも高い!
ホームページ:道の駅 大谷海岸 宮城県 道の駅公式ホームページ
今が旬で超絶美味しい!ウニ丼
夏が旬のウニは、夏の三陸沿岸を代表する食べ物として絶対に外すことができない食材です。
暖流と寒流が交じり合い、リアス式の海岸から山からの栄養素が溶け出す三陸沖。
そこで育ったウニは丸々と太り、プリッとしています。
その身を頬張ると、新鮮なウニでしか味わえない極上のまろやかな甘みが口一杯に広がり、とっても幸せな気分にさせてくれます。
ウニには、皮膚の粘膜を正常に保つ効果があるといわれ、夏の紫外線が気になるお肌にも嬉しい食べ物です。
夏バテ防止のスーパーフード!ホヤ(マボヤ)
不思議な形の生き物「ホヤ」。その形から「海のパイナップル」と呼ばれることもあります。
三陸沿岸では「マボヤ」の生産が盛んですが、日本の生産量の約80%が宮城県産だそうです。
マボヤは、5月中頃から8月中頃までが旬で、これからますます肉に厚みがでてきて美味しくなってくる季節。
ホヤには、アミノ酸やビタミン類、亜鉛やカリウム、ベタインなどの栄養素が含まれています。
夏バテ予防の他、高血圧やコレステロール、肝機能低下など生活習慣病の予防にもつながります。
産地以外の場所でホヤを食べたけど苦手……という人もいるでしょう。しかし『ホヤは鮮度が命!』
水揚げされたばかりのホヤは、ほとんど匂いやクセがありません。
新鮮なホヤは、酢の物や刺身して、キリッした冷やしたビールや日本酒の肴として極上の逸品。
ホヤに甘みがあるので辛口の日本酒との相性が抜群です。ぜひ気仙沼で、穫れたばかりのホヤを堪能してみてください。
気仙沼を代表する夏の珍味!マンボウ
おとぼけ顔に愛嬌があって人気の「マンボウ」。「マンボウって食べられるの?」と思いの人もいることでしょう。
マンボウは、夏に旬を迎える気仙沼を代表する珍味の一つです。
マンボウは、フグ科の白身魚。脂身がなく淡泊な味わいで、鶏のムネ肉とイカを足して割ったような食感です。酢みそをつけて召し上がります。
新鮮なマンボウなら肝(アブラ)や腸(コワダ)、卵巣(茶袋)は、極上の珍味として漁師の間で人気の酒の肴になります。
夏を乗り切る滋養満点!モウカのホシ
「ホシ」とはサメの心臓のことを言います。サメの水揚の日本一の気仙沼には、たくさんの種類のサメが揚がります。
なかでもモウカザメの心臓は、「モウカのホシ」と言われ、大変珍重されている逸品。
気仙沼で食べられる新鮮なモウカのホシは、見た目は血合いでクセがありそう。
しかし、食べてびっくり!血生臭さやクセがほとんどありません。
馬刺しのような筋っぽさがなく柔らかな食感を刺し身にして酢味噌やニンニク醤油で堪能します。
一度食べると、やみつきになること間違いありません。
蒼天伝ハイボール
暑い夏に、キンキンに冷えたビールも良いですが、せっかく気仙沼で美味しい肴を堪能するのなら、それと相性の良い「日本酒のハイボール」を試してみてはいかがでしょうか?
「生ビール」に代えて一杯目から地元の美味しい「地酒」を飲んで頂きたいと開発された新しい日本酒の飲み方です。
気仙沼の酒造メーカー男山本店が、販売している「蒼天伝」を炭酸で割った「蒼天伝ハイボール」は、その飲みやすさから女性にも人気です。また水分も一緒に摂るので、2日酔にもなりにくいとのことです。
《蒼天伝ハイボールの作り方》
1.冷えたジョッキに蒼天伝(純米系)90ccを注ぎます。
2.カットレモンをしぼり、丸ごと入れます。
3.氷をジョッキの口まで入れ、静かに炭酸水(約150cc)を注ぎます。
4.炭酸が抜けないように上下に一度だけマドラー等で混ぜます。
以上がスタンダードな作り方になっていますが、日本酒・炭酸水の量を調整して、お好みの味に仕上げて頂いてもgoodです。
(男山本店facebookページより引用)
夏に食べたい気仙沼の絶品7選・まとめ
近年は、輸送スピードの高速化や冷凍技術の向上で、遠方の地域でも以前よりも新鮮な状態で旬の食べ物を食べられるようになってきました。しかし、産地で直接食べる新鮮さにはかないません。
ぜひ、美味しい気仙沼まで足を運んで頂いて、美味しい夏のグルメをたっぷり堪能して、夏バテ知らずで暑い夏を乗り切りましょう!
記事を書いた人

よしペン
気仙沼在住のWebライター。
旅行やグルメ、ライフハック、ダイエット、アニメなど幅広いジャンルの記事を多い時には年間180本以上こなしたことも。
夢は地元でIT企業を起業すること。