秋の気仙沼でおすすめ観光スポット7選【2017年版】

東北で秋の観光スポットというと、奥羽山脈や北上高地などの山々の紅葉に目が奪われがち。
しかし、気仙沼にも秋に行きたい穴場の観光スポットが多くあります。
そこで今回は、秋の気仙沼でおすすめの観光スポットをまとめてみました。
安波山
安波山(あんばさん)は、気仙沼の中心市街地にある標高239メートルの山です。
山頂から市街地をはじめ、亀山が浮かぶ気仙沼の内湾が一望できます。
晴れていれば、遠く金華山を拝むことができます。
安波山は、気仙沼のシンボルとして市民に親しまれています。
安波山の由来には、気仙沼湾から出港する船の航海の安全と大漁を祈願する、市民の願いが込めれています。
市役所から車で5分ほどで5合目にある駐車場まで登ることができます。
そこから山頂までは歩いて15分ほどで到着できます。
広葉樹が色づく秋晴れの下で、山頂の芝生で腰掛けながらのんびるすることができるおすすめのパワースポットです。
八瀬(八瀬コーヒー)
気仙沼の北西部に位置する八瀬地区は、JR気仙沼駅から約20分で行ける気仙沼の里山。
綺麗な渓流が流れていて、鮎の渓流釣りでも人気のスポットになっています。
八瀬川の中流には、河童(カッパ)伝説が残る「ろくろ淵」があり、カッパの石像を祀る小さな社が鎮座しています。
八瀬地区に行くなら、美味しい本格派コーヒーが飲めると評判の里山カフェ「YASSE COFFEE(ヤッセコーヒー)」もおすすめ。
市内だけでなく県外からも客が訪れる人気のカフェ。
窓から里山の原風景を眺めながら飲むコーヒーは、至福の時間となることでしょう。
朝7時からのオープンで、モーニングセットもおすすめです。
YASSE COFFEE 基本情報
- 住所:気仙沼市台229−1
- 公式サイト:https://www.facebook.com/pg/YasseCoffee/about/?ref=page_internal
- 問い合わせ:YASSE COFFEE
徳仙丈山(ツリーハウス)
徳仙丈山は、気仙沼市の西部に位置する標高711メートルの山です。
市街地から車で30分ほどで行けるは、日本一とも評されるツツジの名所。
ツツジは5月下旬から6月上旬が見頃ですが、秋は50万本と言われるツツジが紅葉を迎える穴場スポットです。
例年通りなら紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬頃になります。
気仙沼側の駐車場に車を停め、山頂への登山口にある広場には、ツリーハウス群が建てられています。
小さなお子さま連れでも親子で広々と遊ぶことができます。
徳仙丈のツリーハウス 基本情報
- 住所:気仙沼市徳仙丈登山口付近
- 公式サイト:http://www.tohokutreehouse.com/
- 問い合わせ:東北ツリーハウス観光協会
リアスアーク美術館
リアスアーク美術館は、市街中心部から南西部に位置する丘陵地に建てられている美術館。
建物は、早稲田大学理工学部の石山修武研究室によるもので1995年には日本建築学会賞を受賞しています。
毎年秋には、「方舟祭」が開催されています。
2017年は9月28日(木)から11月5日(日)まで、毎週木曜日から日曜日まで日程で、毎週開催されます。
【方舟祭】は、幅広い芸術・創作活動の発表の機会を広く一般へ提供する当館主催の一般公募文化祭です。
エントリー29組による<展示部門>の作品展示や<パフォーマンス部門>の音楽発表等を6期にわたってリレー方式で紹介します。
(引用:リアスアーク美術館「方舟祭2017」より)
館内では、「東日本大震災の記録と津波の災害史」などの常設展もみることができます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災から約2年に渡る被災現場の写真や、被災物など震災資料を閲覧することができます。
館内にあるレストラン「キッチンスペース夢の舎(ゆめのや)」では、地元・気仙沼の食材を使った美味しい創作料理を味わうことができます。
美術館を閲覧しない方でも利用することができます。
リアス・アーク美術館 基本情報
- 住所:気仙沼市赤岩牧沢138-5
- 定休日:月・火(定休日が祝日の場合は翌日)
- 営業時間:9時30分から17時まで(最終入館16時30分)
- 公式サイト:http://rias-ark.sakura.ne.jp/2/
- 問い合わせ:リアス・アーク美術館 0226-24-1611
巨釜・半造(おがまはんぞう)
巨釜・半造(おがまはんぞう)は、気仙沼市の北部に位置する唐桑半島にある名勝地。
U字型に切り出した2つの岬を、それぞれ巨釜と半造と呼んでいます。
巨釜・半造は、古生代(約2億8000年前)から中生代白亜期(約6600年前)にできた石灰岩地帯に隕石が落下して形造されたと言われています。
巨釜にある「折れ石」は、海中から垂直に立つ高さ16m、幅3mの大理石。
「折れ石」の名は、明治の大津波で上部分が2mほど折れたことに由来し、唐桑地区のシンボリックな自然造形物です。
半造側の岬には、トド岩、東風穴(こちあな)、トンネル岩などの自然造形物をみることができます。
また芝生がひかれた園地で小さなお子さまを遊ばせることができます。
秋になるといたるところに、白いハマギクが咲き乱れます。
壮大に広がる澄み切った淡く青い空と深く青い海との綺麗なコンストラストが訪れる人の心を癒してくれます。
ハマギクは、青森県から茨城県にかけて太平洋側の海岸に自生する多年草。
岩場や傾斜地で初秋から初冬にかけて直径6センチ前後の白い花を咲かせる。巨釜半造では一回り小さいコハマギクもこれから見頃。
早馬神社
秋は各地にある神社・鎮守様で、豊作や豊漁を祝う秋祭り(例大祭)が行われます。
唐桑地区にある早馬神社で、毎年秋に行われる「神幸祭」では、御神輿や地元の打囃子と獅子舞など奉納演舞されます。
またあわせて「唐桑早馬カキ祭り」も行われ、地元で漁れたカキの無料試食をはじめ、即売会が行われます。
早馬神社は、鎌倉時代に梶原専光坊景実が創建したと伝えられる神社。
景実は、源頼朝からも厚い信用を受けた武将の梶原景時の兄にあたります。
早馬神社を創建した景実は、北条政子の出産の際に安産祈願を執り行ったことから安産祈願のパワースポットとしても信仰を受ける神社です。
早馬神社 基本情報
- 住所:気仙沼市唐桑町宿浦75
- 公式サイト:http://hayama.jinja.jp/
- 問い合わせ:早馬神社 0226-32-2321
モーランド本吉
モーランド本吉は、気仙沼市南西部の丘陵地にある放牧場です。
バーベキューをはじめ、小動物とのふれあいや、乳搾り体験、バターなどの乳製品やソーセージなどの手作り体験が楽しめるおすすめの観光スポットです。
また52ヘクタールものモーランド本吉の広大な敷地内には、全長123mの巨大ローラースライダーやターザンロープ、ネットトンネルなどのアスレチック遊具があり、子連れで楽しむことができます。
また毎年秋に開催しているモーランド祭りでは、青空の下で牛焼き肉バーベキューを楽しむ子連れの親子やグループなど、たくさんの市民や観光客が訪れ賑わいます。
モーランド本吉 基本情報
- 住所:気仙沼市本吉町角柄15-4
- 定休日:月・火(定休日が祝日の場合は翌日)
- 営業時間:9時30分から16時まで
- 公式サイト:http://www.mooland.jp/
- 問い合わせ:モーランド本吉 0226-43-9006
記事を書いた人

よしペン
気仙沼在住のWebライター。
旅行やグルメ、ライフハック、ダイエット、アニメなど幅広いジャンルの記事を多い時には年間180本以上こなしたことも。
夢は地元でIT企業を起業すること。