河北新報「リアスの風」に気仙沼市のリアルタイム宿泊情報サイトを掲載していただきました。

河北新報「リアスの風」に気仙沼市のリアルタイム宿泊情報サイトを掲載

以下、掲載内容を抜粋

気仙沼市の宿泊施設の空き情報を集めたインターネットサイトが5月に開設

東日本大震災後、工事関係者を始め多くの人で宿泊需要が急増している。観光客やビジネスマンから「泊まれる宿を探すのに苦労している。」との声を受け、気仙沼市のまちづくり会社がサイトを設けた。

気仙沼観光コンベンション協会の協力を得て、宿泊施設事の空き室カレンダー、当時予約が可能な施設などの情報を提供している。今後は登録を増やすほか、南三陸町など他地域の情報提供も目指す考えた。

サイト名は「inn kesennuma」。気仙沼市内の民宿、旅館、ホテルの宿泊状況を掲載している。現在のところホテル5軒、民宿と旅館5軒の計10軒の情報が分かる。

カレンダーで空室状況が分かるようにしており、情報を毎日更新している。客室や浴室、会議やイベントに対応したホール、インターネット接続環境、宿泊プランや料金などの施設のサービスの概要や、写真で確認できるフォトギャラリーもある。

予約は各宿泊施設に直接行う必要があるが、当時予約が可能な施設や、送迎をしている宿などに絞り込んで検索もでき、利用者のニーズを考慮している。「気仙沼 リアルタイム」で検索するとサイトを簡単に探すことができる。

サイトを開設したのは気仙沼市の変幻自在合同会社(清水隼人代表)。震災後、ボランティアとして気仙沼で活動し、その後3年間居住した清水さんが、気仙沼で知り合った会社経営者らと設立した。現在、清水さんは東京の人材・地域開発企業に勤務しながら気仙沼とを往復し活動を継続している。

清水さんは「情報提供に協力してもらえる宿泊施設をさらに増やしていきたい。気仙沼に1人でも多くの人が宿泊してもらい、観光や震災後の状況を視察してもらいたい」と話す。宿泊施設側に金銭的な負担がないことへの理解も進めたいとしている。

大型連休に気仙沼を訪れた観光客の中には「被災地はどこも宿泊情報が少ない」と指摘する人が多かった。それだけにサービスを開始した「inn kesennuma」の充実に期待が高まっている。

引用:2015年5月 河北新報「リアスの風」※上記は発行元の承諾を得て掲載させて頂いております。

三陸河北新報社の気仙沼支社、ご担当者さま誠にありがとうございました。